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2024.12.06

建設業界を救う外国人財!技能実習生スリランカ人のポテンシャルと日本語力

建設業界を救う外国人財!技能実習生スリランカ人

「ベトナム人技能実習生の後輩たちが、日本語を覚えなくなってきた――。」

そんな課題が浮き彫りになっている昨今、注目を集めているのがインドネシア人なんですが……一斉に人気が集中しすぎるとあっと言う間にベトナム人と一緒のオチに。
現地の教育水準が高く、日本語習得の意欲もある。さらに親日的でもあるスリランカの人材は、建設業界の技能実習生として優れたポテンシャルを持っています。

今回モノリス一行は視察のため現地へ。
左官業界での初の試みとして、スリランカからの技能実習生の受け入れを決定しました。

スリランカ人材の特性や現地視察の詳細、そして今後の展望について詳しくご紹介します。

視察の目的

インタビュアー
中国に続き、今回はスリランカの旅ですね!
さて、今回の目的は何だったのでしょうか?
川村
人材の採用!スリランカ人の技能実習生受け入れを決めてきたよ。
インタビュアー
はやっ…!さすがの行動力ですね。
またどうしてスリランカだったのですか?
川村
これまでの建設業界では、ベトナム人の技能実習生を受け入れている会社が多かった。最近はインドネシア人が多くなっているけど。
一度ベトナム人を育てると、それ以降の後輩もベトナム人にして、先輩から後輩へ教育しやすい組織づくりを考えるケースが多くて、川村工業も最初はそうだったんだ。

ただ最近は、
1:以前ほど、日本に来ることに価値を感じてもらえなくなってきた
2:監理組合もピンキリで、紹介した後は何もケアしない組合も増えてきた
3:同郷の先輩がいると言葉を覚えなくなる
という課題があって、他の国からの受け入れに興味があったんだ。

インタビュアー
確かに、建設業を希望する実習生が少なくなっているというのは聞きますね。
川村
どの国が良いとか、悪いとかではないんだけど、スリランカは何が突出しているかというと「教育」と言う話を我々が信頼する杉本専務が現地調査して、実際に日本語教育を様々な国で行い、リサーチした話を聞いて面白いと思ったキッカケだったんだ。
それに、日本の技能実習生ではまだメジャーじゃない。可能性があるなと。

インタビュアー
どういうことですか?
川村
スリランカは発展途上国の中でも教育レベルが高い国と言われている。
考えてみて。
元々、勉強する習慣がある人と、机に向かっていられない人とでは、受け入れてからものになるまでかかる時間が全然違うのさ。集中力も違うんだよね。
インタビュアー
ほほー。わかる気が…
川村
一言で
インタビュアー
現地を見て、教育レベルが高いと言われる理由にも納得できたので、同業者の左官業者達も採用する事に安心感が出たという感じですね。

建設業界を救う外国人財!技能実習生スリランカ人

現地の送り出し機関の社長さんがこの人▼

川村
ね?日本語ペラペラでしょ?
日本に長年住んでいたんだって。
インタビュアー
すごっ!!日本語うまっ!!
川村
社長が日本人と結婚して、普段は日本に住んでいる!

日本語はなぜ大事

川村
日本語を教えている先生にも会ってきたのだけれど、新潟大学に特待生で行ったという先生だった。流暢に話していて、ここで学んでいる人なら間違いないだろうと安心したね。

建設業での「技術」っていうのは後から付いてくるから、まず一番大事なのはコミュニケーション。要は、仕事をする中で、教える日本人にとってのストレスにならないことが大事なのさ。

建設業界を救う外国人財!技能実習生スリランカ人

川村
言葉が通じず、何度も同じやり取りさせられたら…
どんなに良い先輩でも疲れてきちゃいますもんね。
インタビュアー
意思疎通が取れる方が楽しいしね!
そう考えると、高齢の日本人が外国語を覚えるよりも、若い彼らが日本語を覚えたほうがスピードが早い。

海外の良い人材が建設業を選ばなくなったとき、未開拓の市場はどこだ!?今のうちがチャンス!っということで、我々が先駆けになります。

10年間一度きりとも逃亡なし!

インタビュアー
ところで、技能実習生はよく「逃亡」とかニュースや噂になりますが、モノリスグループではそういったことはないのですか?
川村
ない。
インタビュアー
えええええええ!!!!!!!(驚)
だ…だって…今まで何人の海外人材を受け入れてきたんですか!相当な人数では…!?
川村
55人。
インタビュアー
えええええええ!!!!!!!(驚)
川村
お金貯めてモノリスを卒業していった人も沢山いるけれど、みんな母国で事業を開始したり、結婚して豪邸を建てているね。よくそういう報告を写真付きで送ってきてくれるよ。
インタビュアー
「実習生いなくなった」って声をこんなに聞くのに、なぜモノリスさんでは逃亡がないのでしょうか。
川村
それは色んな要素が関係しているね。
一番は、さっきも言ったけれど監理組合選び。もう「派遣したら終わり」みたいに何もしない組合もある。ぜーんぶ受け入れ先の会社任せ。何もしないで請求書だけ毎月送ってくるタイプね。

うちが推奨しているのは会社に入ってからのケアをきちんとできるところ。
毎月本人の様子を寮にも確認しにきたり、事務的な書類関係もきちんと確認しにきたり。だからいつ国の機関が監査に来ても不安になることもない!

インタビュアー
素晴らしいですね。
技能実習生に関して、企業が用意する書類は膨大ですからね!
川村
また言語教育の話だけれど、その組合では、本人たちが日本に来てからも常にZoomなどを活用したりして日本語教育を続けて、日本語能力試験を受験させていますね!
教育に加えて、受かったらお祝いを支給するなど組合側のケアがすばらしい!
もちろん、うちの会社では合格者には資格手当も付けているよ。

建設業界を救う外国人財!技能実習生スリランカ人

インタビュアー
それなら、どんどんステップアップできますね!
川村
現場に行くと、全然コミュニケーションが取れない外国人の人も沢山いるから、本当に組合による差が激しい。
うちの実習生たちは、来日後の1年間で、最低でもN4は全員受かっているよ。

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現地の空気を感じる重要性

インタビュアー
しかし、最近ではZoom面談で受け入れる人材を選ぶ社長さんも多いって聞きますよ。川村さんはわざわざ現地まで行ったのですね。それはどうしてですか??
川村
日本に来たときにさ、共通のネタがあると良いじゃん!話もはずんで、仲良くなれるキッカケになると良いじゃん。

「スリランカはインフィニティプールの先駆けだよねー!建築観に行ったよ!」とか
「セイロンティーが有名だよね」「食べ物はこうだよね」「シギリヤロックにも登って来たよ!」とか建設業に関わる人なら興味はあるでしょ!

シギリヤロック

シギリヤロック

 

それに、ジェフリー・バワの建築も行ってみたかったしね!

自分は、ただ人を働かせればいいとは思わない。
来る人たちがどんなところに住んで、そこにはどういう魅力があってって、知っていたほうが良いと思う。話題になるじゃない。

海外”人材”って言うけれど、「その人」が育ってきた国の文化、風習を、肌で感じることって大事だと思うんだ。

インタビュアー
(涙)…
だから10年間逃亡がないのですね。腑に落ちました。企業側から実習生に対して歩み寄っていく姿勢があるから、その気持に応えようとしてくれるんですね。
いつもバーベキューの時とかもそうですし。出張先でも実習生の部屋でつくってくれたご飯一緒に食べてるって言うし…。
だから仕事中は厳しくても、信頼関係があるからそんなのは問題じゃないんですね!(拍手)
川村
スリランカ人の月給は2〜3万円位らしいから、日本で働くことにもモチベーションが高いし、基本的には親日で礼儀正しく穏やかな人が多い。
これから一緒に頑張ってくれるといいね!

スリランカの技能実習生にご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください

建設業界を救う外国人財!技能実習生スリランカ人

インタビュアー
こんなにスリランカの技能実習生の宣伝をしたら、送り出し機関や組合を紹介してほしいという連絡が来るのではないですか?
川村
紹介しますよ!
インタビュアー
お!では気になる方はご連絡してもいいのですね?
川村
はい。ご紹介しますよ。
日本の建設業界は、外国人人材が働くのが当たり前の時代だからね。グローバル化!
わからないことや、優良な監理組合を紹介してほしいってことならいくらでも相談に乗ります。
インタビュアー
ではご興味のある方は記事の下部からお問い合わせください!

番外編

川村
これ見て。シギリヤロックって言って、「空中に浮かぶ王宮」。世界遺産。

インタビュアー
ベランダに猿も来てたよ。お菓子食ってる。

川村
さすがに象は来なかったね。
写真で見るくらいがカワイイね。
インタビュアー
え、象ですか?その辺に象がいるんですか?
川村
民家は、家の前にワイヤーを張って、象が入ってこれないようにしていたよ。(笑)
見るもの全てが建築雑誌みたいだった。
インタビュアー
いつか、私もスリランカ…行ってみたいです!!✨️

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