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2025.01.21

【研磨仕上げ】広島から世界へ。エキスパートが語る業界事情と違和感。

モノリスグループでは「技術革新 -Innovation by Technology-」というスローガンを掲げ、機械による施工方法の研究、職人の働き方改善のためのアプローチを実践しています。

スローガンを実現すべく、この度、広島に拠点を構え、コンクリート床の下地施工・研磨仕上げにおいて、世界との結びつきが強く長年研究を重ねる、有限会社わかばやし装飾のアライアンスパートナーとなることが決定しました。

わかばやし装飾では、オリジナルのダイヤモンド工具ブランド「研磨魂」を展開。モノリスが普及する「コンクリート研磨110番・119番(コンクリート研磨エキスパートとしての商標)」とタイアップすることで、遅れをとる日本のコンクリート床施工に改革をもたらします。

さて、「わかばやし装飾」は店舗・住宅・工場などの床下地・研磨仕上げをメインとした歴史ある会社であり、地域を代表する企業100選に選ばれるほどその品質は折り紙付きです。

代表の若林さんは建設業界の「流通」を抜本から見直し、機械本体や消耗品であるパーツの仕入れ先を開拓。中国メーカーとの商品開発、使い方に合わせた改良まで、たった一人で取り組んでいらっしゃるのです。


有限会社わかばやし装飾
代表 若林亮輔様

今回は若林さんとモノリスグループの協業の経緯や研磨を取り巻く複雑な事情など、左官業界の知られざる真実が満載の記事となっております。

左官デビューは小学5年生。結婚式場の床仕上げからスタート

インタビュアー
はじめに若林さんがどのような人なのか、読者の方にお伝えしたく、ぜひ教えて下さい。
若林さん
はい。有限会社わかばやし装飾は、父が始めた会社なので私は2代目となります。
小さい頃から現場について行って手伝いをしていたので、自然の流れで父の会社を継ぎました。

小学校高学年の頃には、お小遣い稼ぎのような感じで簡単な仕事をやらせてもらっていましたね。時代は変わり、今では考えられないことですが。(笑)

最初に床を削ったのは、小学5年生の夏休みです。結婚式場の大広間の床工事だったのですが「削っとけ」と言われ、砥石の刃をつけたタフポリッシャーという研磨機で削りました。

インタビュアー
10歳くらいから研磨機を触っていたのですね!

若林さん
その時に父がよく言っていたのは、「床をきれいに張るためには、きれいな下地が必要だ」ということです。そのことは後々身をもって実感するのですが、とにかくコンクリートをいかに平坦に強い状態に戻すかということに注力していました。

インタビュアー
その後もお父様のお手伝いを続けていたのですか?
若林さん
学生時代の長期休暇などには、できる範囲で手伝っていました。
父は内装屋でありながら研磨機を導入したり、掃除機ではなく埃がたたない集塵機を使ったりしていましたが、内装屋としてここまで設備投資をするのは珍しいと思います。
このように自分にとって当たり前だった研磨ですが、やがて仕事を継ぐようになって日本に研磨をしている人が少ないことにびっくりしました。

インタビュアー
なるほど。研磨が日本で普及していないのは何故ですか?
若林さん
一つは研磨に使う道具・工具が日本では高いということだと思います。研磨機の主要なメーカーはヨーロッパにあるのですが、ハイブランドになってしまっていて、高価なのです。
「MADE IN〜」と記載があるわけですが、例えばドイツ製の研磨機にしても中身は中国製だったりするんです。だから、研磨機の流通は一体どうなっているんだという純粋な疑問が沸々と湧いてきまして、それからとことんメーカーを調べるようになりました。

中国の研磨機メーカー「シンイー」との出会い、その後の関係性とは

インタビュアー
具体的にはどのようにメーカーを調べていったのですか?
若林さん
ヨーロッパや中国のいろいろなメーカーの研磨機を輸入して、実際に現場で使ってみて性能を比較しました。
それから、使っていてわからないことや疑問などは直接問い合わせて質問をしました。
あちこち問い合わせたのですが、特に中国のXINGYI(以下、シンイー)というメーカーの応対が丁寧で、こちらが質問したことに対してきちんと受け答えしてることに感動してしまいました。

インタビュアー
それは嬉しいですね。
若林さん
やり取りをするのはシンイーの営業担当者なんですが、わからないことはちゃんと技術に確認をしてから答えをタイムリーに返してくれたんですね。これが日本だったら、「確認します」と言って、それっきりということもあります。結局分からないものは分からないままで蓋しちゃうんですよ。しかし、シンイーは違いました。

インタビュアー
シンイーとしても、自社製品に興味を持たれることは嬉しいのでは。
若林さん
質問攻めにしてましたから、うるさい客がいるぞ、って思っていたかもしれませんね(笑)
しかし、後から聞いたのですが、シンイーとしても僕からの質問を会社のナレッジにしてくれていたようで、シンイーの営業やエンジニアの間では「この人に説明できれば誰を相手にしても大丈夫」ということになっていたらしいですよ。

そんなこんなで日本人のうるさい顧客として始まった関係ですが、ある時シンイーが日本で商品を展開させていくためにどうしたらいいかって相談をくれたのです。
相談というか、ほとんどスカウトですね。日本におけるマーケティングのコンサルタントになってくれないか、って。

インタビュアー
すごい展開ですね!
若林さん
シンイーの社長は、元々ヨーロッパのメーカーの開発エンジニアのトップだった人なので、現場のことや施工のこと、つまり技術的なことをよくわかっている方なんですよ。そして僕も現場の人間なので、現場目線でシンイーのことを理解していることがよかったのかもしれませんね。

若林さん
また、僕はシンイーの方々とは英語でやり取りをしていたのですが、日本人の中には英語も中国語もできない人が多く、またシンイーの方々も日本語ができないので、僕が間に入って翻訳をしたり、輸入する際の船の手配やコンテナの準備、それから税関検査の手続きなどや日本での輸入許可申請まで、実務的なことも対応しています。
まず、自社に導入する際に全て自分でやっていました。日本の施工業者でここまでやっている会社はないと思いますよ。

インタビュアー
なるほど、若林さんは、日本展開において必要なご経験を、すでにされていたのですね。しかもかなり広域に。
若林さん
そういうことになりますね。それから、広島の福山という立地もよかったです。
たまたま知り合いになった船会社があるんですけど、福山の港に物が直接下ろせる段取りができるようになって、最短距離でタイムリーにものが入れられるようになりました。

若林さん
そして、これは重要なことですが僕がシンイーの理念に共感したというのもあります。
シンイーの社長がよくおっしゃるのが「床産業に関わる工事業者人々の全てが健康で楽しく仕事をしてほしい」ということなんですね。
床産業は埃粉塵によって塵肺問題などがつきまといますが、だからこそシンイーは年間を通じてものすごい予算をとって寄付やチャリティーをやっているんです。
そういうブレない姿勢もシンイーに協力したいと思った理由の一つです。

モノリスと若林さん、それぞれの抱える課題に共通するもの

インタビュアー
若林さんとシンイーとの関係性は理解できましたが、では今度はどうしてモノリスグループと関わるようになったのですか?
若林さん
きっかけは、上海で開催されたワールドオブコンクリート(WOC)というコンクリート産業の見本市に併せて開催されたシンイーの日本人向けのセミナーです。
シンイーは日本展開を希望しているので、シンイー本社で特別に日本人に向けたセミナーを開催したのですが、そこに川村さんがいらして、シンイーの方と名刺交換したみたいです。

若林さん
その際、シンイーが渡した資料に私(若林)の連絡先が載っていたので、モノリスの方から連絡をいただきました。
それから程なくこちらからモノリスさんを訪れて商品説明をしたり、お互いのビジネスについてざっくばらんに話をしたりして、お互いの持っている課題感などが似ていたこともあり、トントン拍子で関係構築ができましたね。

インタビュアー
その課題感とは?
若林さん
まず、価格の問題ですね。研磨機って消耗品で、特に研磨に使う刃の部分には人工ダイヤモンドが使われていたりするなど、消耗品とはいえなかなか高価なんです。

川村
そう。近年は物価の高騰によって、消耗品の価格もどんどん高くなっているので、もう本当に死活問題ですよ。
モノリスでは、これまでヨーロッパ製の研磨機を使っていましたが、価格は高いし、納期は遅いし……純正とはいえ欲しいときに手に入らないというのはいかがなものかと思っていました。
だから、新しい取引先を見つけないといけない状況ではあったのです。

川村
また、こっちは現場の人間だから、研磨機の機能面や性能面で「こうあって欲しい」というのがあるのですが、その声はメーカーに届かない。というか、拾ってくれないのです。
「うちはいいブランドだから、うちのを使えば間違いない」という姿勢なんですよね。
若林さん
そう、僕や川村工業さん、つまり施工サイドの人間がメーカーのブランド思考を疑問視しているという点が共通していましたね。

Made in 〇〇に騙されるな! ヨーロッパ製のプロダクトも、実は……

インタビュアー
日本人はブランド信仰がありますからね。ブランド=良質と思っている人、多いですよね。
川村
まぁ、ブランド品が品質的に安心できるというのはあながち間違いではないのだけれど、例えばヨーロッパのメーカーの純正品にMade in Germanyって書いてあったとしても、実際はそうじゃなかったりするからなんともいえないよね。
インタビュアー
と言いますと?
川村
Made in Germanyって書いてあるドイツメーカーの純正品も、実際のところその中身は中国で作られてたりするんですよね。

若林さん
ところがシンイーなどは、ほぼほぼ全部のパーツを自分たちで作ってるんですよ。
その製造能力と開発能力っていうのは他の研磨機メーカーにはないんです。その性能も折り紙付きで、実際にシンイーが部品を作って他社メーカーに供給しているくらいです。名前は出せませんが、名だたるメーカーがシンイーの部品を使っていますよ。

ところが、日本人って中国製品に対する偏見があるので、Made in Chinaって書いてあったら粗悪品って思う人が多いですよね。

でも、それって完全に昔刷り込まれたイメージで、ここ最近の中国製品はシンイー製品をはじめとして良質なものもたくさんあります。

日本の施工業者さんは、それを知ろうとしないだけなんですよね。

仲松
僕は完全に施工サイドの人間ですが、ベルギーにヨーロッパの研磨機メーカーの研修に行ったときに、メーカーのブランド思考を感じましたね。
僕が使っているハスクバーナというメーカーの研磨機があるんですけど、使っている機種の癖とか使っていて気になる点を聞きたかったのに、そこには別の機種が置いてあって、「こっちを使うといいですよ」って論点をすり替えられてしまったんですよね。

仲松
おそらく営業担当者に僕が使っている機種についての知識が十分になかったこともあると思いますが、「我が社(ハスクバーナ)の製品はいいものだから、大人しく使っていれば間違いない」、という態度に見えてしまって。
そんなわけで聞きたいことも返ってこなかったので、その研修では消化不良でしたね。

問われる左官の品質。下地と仕上げの分業制ってどうなの?

インタビュアー
ところで若林さんは現役の左官職人でもいらっしゃいますが、海外の左官業界と比較して、日本の左官業界はどのような状況にあると思いますか?
若林さん
ショッキングなことを言うようですが、日本の左官業界は遅れています。
そもそも研磨仕上げがあまり流通していないですし、下地、左官、内装仕上げと分業体制になっているのはいいですが、それぞれが無責任に自分の仕事領域だけをやっている印象です。ですから、何か問題があったときに相手のせいにするんですよ。
下地屋が悪いとか、左官職人が悪いとかって。

インタビュアー
なるほど
若林さん
床って、当たり前ですが、平らにすることが基本ですよね。要は、下地の段階から平滑性が問われるわけですが、それができていない状態で次(左官屋)に渡されると、いくら左官で平らに仕上げようとしても無理なんですよ。さらに、その状態で内装仕上げに渡してしまえば、もう何を貼ったところで平坦にはなりませんよね。
どこかのタイミングで直せばいいだけの話なんですが、予算の関係や手間を考えるとそのままにしてしまい、結局品質の悪い床になってしまう。

若林さん
しかし理想的な分業というのは、お互いの仕事領域に対しても歩み寄って、共にチームとしていいものを作りあげていこうという姿勢だと思うんですよ。
下地屋さんの仕上げが悪かったら、どうすれば良くなるか一緒に考えて、共に修復していくような。しかし、残念ながら今の日本は責任のなすりつけあいですよ。

若林さん
下地が悪いとか左官の手が悪いとか人のせい、物のせい、さらには環境のせいにしてばかりで自分たちは何も手を施すことも考えることもしない。そういう風潮があるように感じます。
インタビュアー
海外では違うのですか?

若林さん
海外では、床に関してはここまでの分業制になっていないですね。海外の内装屋さんは研磨機を普通に持っていますし、逆に日本の内装仕上げのような床を貼ったり壁紙を貼ったりするような作業は自分たちでやってしまう方が多いですし。
それぞれが愛着を持って床に手を入れていると思いますよ。

若林さんの取り組み。床の施工レベルを引き上げるためにできること

インタビュアー
若林さんは職人として、またシンイーのプロモーターとして、このような日本の現状に対して何かアクションを起こしていますか?
若林さん
まず、僕自身が道具に対して詳しくなるように勉強をしていますね。シンイーに対して僕がとったアプローチのように、現場の人間として自分が使っている道具をとことん検証をして、わからないことがあればメーカーに聞いています。

若林さん
それから、実際に現場の施工を見て他の職人のやり方を研究していますね。床を剥がせば床の歴史がわかるので、僕にとって剥がれた床はもはや研究材料です。
例えば、接着材が弱くて下地と仕上げ材がくっついていなかったり、クラックの補修が表面だけで中が割れたままだったり、廃材からはいろいろなことがわかります。

若林さん
何回も補修を繰り返していくうちに何層にもなって、どんどん床レベルが上がっていくような現象も起こります。そうなったときに、最後の手段として研磨になるってパターンが多いですね。
インタビュアー
一枚の床を見れば、職人の人となりがわかる、と言っても過言ではないですね……
若林さん
本当にそうですよ。やっつけ工事だったのか、手抜き工事だったのか、あるいは工期が短く突貫工事だったのかなど、一枚の床からさまざまなことが想像できます。下地の処理のやり方で、職人の腕や考え方などもわかりますね。総じていい加減な施工が多いと感じます。

若林さん
先ほども申し上げたように、日本の分業制がうまく機能していないからこのようなことにもなるのかなと思います。業界の悪しき慣習によって本来の腕が発揮されていないのであれば、床工事のプロセスを抜本から見直す必要がありますよね。

自社ブランド「研磨魂」にかける想い

インタビュアー
若林さんは、ご自身で「研磨魂」というブランドを展開していますよね。こちらはどのようなものなのでしょうか?
若林さん
研磨魂は、研磨機に取り付ける刃の自社ブランドです。職人目線で本当に職人がほしいものを具現化したものになっています。

若林さん
まず、刃の寸法を汎用性のある規格にしたことです。ヨーロッパのメーカーの刃は、ほとんどが自社製品にしか取り付けられない規格にしていて、他社製品には取り付けることができないんですよ。でも、それってつまり純正しか使えないということなので、価格面もそうですが、選択肢がないってことですよね。

しかし、職人としては、作業によって刃を使い分けたり、刃の癖などもあるので、もっと柔軟に刃を変えたりしたいわけですよ。
そこで研磨魂では、どのような研磨機にも対応できるように汎用性の高い寸法や仕様にしました。
日本で展開するので、もちろん日本のJIS規格や安全基準は守って作っているので安心ですよ。

インタビュアー
それは素晴らしいですね!
若林さん
また流通に関しても、間に商社や卸売業者などを置かないで、直取引できるようにしています。
研磨機の刃の一般的な流通方式としては、海外製品だったら間に商社が入りますし、国産でも卸売業者や建材店などが間に入るので、手数料がかかって高くなってしまいますよね。
しかし、研磨魂は直取引にしているので、半額くらいで提供できていますね。原価はもっと安いですよ。

若林さん
また、商社や卸売業者など間に入る人たちは、言ってしまえば刃の製造に関わっていない人たちなので、製品のことや現場のことをわかっていないですよね。

若林さん
僕はこの状況をどうにかしたくて、研磨魂に関しては僕が図面を書いてデザインして、製品として形にしています。そして、間に何も介さずに欲しい人とダイレクトに取引しています。ですから、質問がきても100%答えることができますよ。

インタビュアー
直取引ができるのはいいですが、顧客が増えると大変になってきますよね。
若林さん
そこは、川村工業さんと協業体制を組んで、解決しようと思っています(笑)

「商社」は必要なのか。欲しいものは自らから取りに行く

インタビュアー
若林さんのような人が増えると、もはや商社は必要なくなってきますよね。
若林さん
それはしょうがないと思います。需要がなければ衰退するのは自然なことですし。
これまで商社を通して沢山の資機材を購入してきましたが、自分が本当に欲しいものが手に入らないという歯痒さが常にありました。要はそこなんですよ。

若林さん
商社の人たちは、企業の原理というかビッグビジネスの中で動いているので、利益が取れるものを売ろうとするんですよね。買い手視点ではなく売り手視点。自分達が売りたいものを売っているだけです。
しかし、それではお客さんは離れていきますよね。
インタビュアー
確かに。すごくわかります。
若林さん
モノを売っている人たち、つまり輸入商社や販売店をされている業者さんは日本に何社もあると思います。でも、現場の「あったらいいのにな」を知らないんです。

若林さん
しかし、現場の人間(職人や施工業者)にも責任はあって、指をくわえて待っているだけではだめなんです。欲しいものが手に入らなければ、自分達から取りに行くという発想がないと、何も状況は変わりませんから。

若林さん
僕と同じように自分から外に出て行って自分で調達すれば、これまで知らなかったいいモノにめぐり会えるのですが、そのような動きをしている業者は100社いて、1社いるかどうかです。

若林さん
今、日本にある販売業者で工具とか消耗品とかを売っているところはたくさんありますし、情報もいっぱい持っていると思いますよ。でも、僕たちの欲しいものが販売アイテムの中にないのは、僕ら現場の声が届いていないってことだと思います。

インタビュアー
商社の存在意義を考えてしまいます。
若林さん
商社から買うものは、なんなんだろうなって。
少なくとも、僕らの欲しいものを、その人たちが代わりに取りに行っているわけではないんだなって思います。
自分達が売り上げが上がるもの、採算が取れるものだけを売って、僕たちがほしいものとはちょっと違う、僕たちの仕事のクオリティが上がるものではない。
そうなると、僕たちは買わないですよ。逆に自分達で取りに行きますよ。その方が早いし安いし、本当にほしいものがありますから。

モノリスグループは「研磨魂」を応援しています!

インタビュアー
若林さんとの出会いによって、川村工業も新たな挑戦ができそうですね。
川村
若林さんの知見と技術力、それから実行力。その全てに可能性を感じています。これから協業することによって、冗談抜きに新たな左官の未来をつくることができると思っています。

川村
まず、価格革命ですよね。研磨の刃は消耗品なので高いヨーロッパ製をいつまでも使っていたら経営を圧迫します。
ところがそのヨーロッパ製品も中身は中国製だったりするので、わざわざヨーロッパメーカーを買う必要はないですよね。
ですから、安価でも品質の良いシンイーなどの製品をもっと日本に流通させていくべきだと思います。

川村
それから若林さんの研磨魂の流通のお手伝いもぜひさせていただきたい。川村工業の左官屋としてのネームバリューや発信力、それから全国にあるネットワークで、研磨魂をどんどん世に出していきたいよね。

若林さんとの協業はこれから本格的にスタートだけど、ワクワクする未来しか見えていないよ。(笑)
自分達で左官の未来を本気で変えていきます!

研磨魂について詳しくはこちらまで!

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