再振動と液体散布機能搭載で、露天下のコンクリート仕上げの急乾燥を効果的に抑制。
炎天下でのコンクリート表面の急激な乾燥が、表面剥離を引き起こす
直射日光を浴びながら施工する積層構造でのコンクリート打設は、コンクリート表面だけが急速に乾燥収縮し、内部と表層部の硬化速度の均一化が課題であった。
また、従来の養生剤散布の手法ではムラを防ぐことはできず、後々の表面剥離・不陸の原因を排除しきれていなかった。
再振動と液体散布機能を搭載したメクレーンの開発に成功
独自の技術研究により、養生材散布と再振動を同時に実現する「メクレーン」を製品化。特許を取得した。
両サイドに設置されたタンクには薬剤を充填することができ、ムラなく養生材を散布。重量のある機体で表面の乾燥を戻しながら再振動により表面剥離を抑制・空隙除去、平滑性を保つことが可能。
積層構造で表面剥離を抑制。ポリッシングにも最適な下地形成が可能に。
長年手直しに悩まされていた積層構造における土間施工で、効率的且つ手直しの少ない施工法を確立できた。
結果として土間工の残業を抑制し、過重労働問題、都度発生する追加費用の問題も解消する。