プラスチック特有のしなりで空隙除去、焼付きも起こさない
金鏝仕上げは高速回転により発生する熱でコンクリート表面が黒く焼付いてしまう。
黒い床=しっかり押さえ込んだ床という認識が強く、物流倉庫床などでも主流だったが、一方でエンドユーザーの視点では少しのホコリで床が汚れているように見えてしまい、閉塞感や圧迫感もあるため良い環境とは言えなかった。物流倉庫で働く人の精神衛生的にも改善が求められた。
特殊プラスチック鏝で白い床を実現。強度も向上。
独自に開発したモノリスプラ鏝は特許も取得。実に100種類以上のプラスチック材質から、厳選した素材を使用。
プラスチック特有のしなりで空気を効果的に除去。コンクリート表面を焼き付かせることなく十分に加圧できるため、コンクリート表層部が緊密となり光沢が出るとともに、表面強度及び防水性が向上。
倉庫床は「白」が新常識に。
環境に優しい工夫も。
かつては床を明るくするために土間施工後にシートや塗装などが必要であった。
仕上がりから白い床にすることで仕上げ材が不要となり、メンテナンスも容易になる。また白は照明の跳ね返りで明るく、棚の下の視認性も向上するという副次的効果も。
また環境に配慮し、プラゴテの心棒も削れてほとんど無くなるまで使えるよう工夫を凝らした。