工法
再振動締固め工法

振動ダンパーで再振動を加えることで、ひび割れ防止に大きな効果が得られる

ISSUE問題

               

コンクリート中の気泡や空隙、コンクリート中の水分がクラックや沈下の原因。

               

生コン圧送時にも加わるコンクリート中の気泡と水分は、均しの段階で徹底除去する必要がある。空隙が残っていると年月が経ってからひび割れや、「沈降クラック」の原因となる。特に重機の出入りが多い物流倉庫は、沈降クラックにより重量物が突然倒れる危険性もあり、深刻な問題となっている。

SOLUTION解決

               

再振動ダンパーで内部の空気、水ミチを徹底除去

               

コンクリート打設〜均しを終えた後、ブリーディング現象(浮き水)が起こる段階で再振動を加えることにより、通常のコンクリート打設では取り除けない気泡や空隙、水分を表層に押し出す。

また、躯体の鉄筋の隙間にまでしっかりコンクリートが充填でき、密度の高い耐久性に優れたコンクリート床を実現する。

RESULT結果

               

再振動締固め工法が標準施工に。

               

モノリスでは約10年前から再振動ダンパーを採用。その頃から土間組合内などでも瑕疵を防ぐため再振動ダンパーの活用を呼びかけてきた。近年では工事仕様に再振動締固め工法の指定が入るようになり、標準化されつつある。